【伝説の誤送信】チャットとメールの恐怖の切り替わり

カテゴリ:仕事|性別:男性|年代:30代| 投稿日:2025/04/21

【誤爆の代償】チャットのつもりが全社メール、送った瞬間フリーズ

これは、まだ私が新入社員だった頃の話です。

ある日、上司から届いたプレゼン資料について、同僚3人とチャットでレビューしていました。

「この資料、見づらすぎて逆にすごいな」
「フォントがダサすぎて草w」

──そんな風に、ちょっと悪ノリ気味に盛り上がっていた時。
私は、つい勢いでこう書きました。

「この資料、ぶっちゃけ微妙すぎて草w」

送ったつもりだったのは、チャット

ところが、気づかぬうちにウィンドウが切り替わっていて、
送信先はチャットではなく、メールソフト。

しかも宛先は……社内全体アドレス。

押した瞬間、指が凍りついた

「あ、今の……メールで送っちゃった?」

気づいた時には送信完了。
慌ててIT部門に連絡して削除依頼を出したものの、時すでに遅し。

すでに半数以上の社員が開封済みという、情報が返ってきました。

掲示板とあだ名と社長のひと言

翌日には、総務部の掲示板にひっそりと貼り出されたお知らせ。

「メール送信時の宛先確認のお願い」

職場の空気は、ほんのり重たく、でも誰も直接は触れてこない──
そんな絶妙な“気まずさ”で包まれていました。

唯一の救いは、社長が笑ってくれたこと。

「最近の若い人の言葉は面白いね」

……でも同僚からは、「一斉送信の男」というあだ名が授与され、
半年以上、呼ばれ続けることになりました。

教訓

メールを送る際は必ず宛先を確認すること。

今でもメールの送信ボタンを押す瞬間、自然と指が震えます。
あの日の「草w」は、もう二度と生やしません……。

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