【歓迎会の落とし穴】軽口ひとつで信用も財布も失った話

【飲みニケーションの罠】課長ディスって財布も失くした新人の夜
社会人2年目の春、先輩に誘われて部署の歓迎会に参加しました。
「飲みニケーションは仕事を円滑にする」とよく聞くし、
僕自身、人付き合いは嫌いじゃないタイプ。
最初はビールで乾杯。そこまではよかった。
酒が進み、口も滑る
上司や先輩から注がれるお酒を断れず、気づけば何杯飲んだか分からない。
酔いが回るにつれて気が大きくなり、普段なら絶対言わないようなことが口から出てしまいました。
「課長の話、正直よく分かんないっすよね〜」
その場は笑いが起きましたが、翌朝、先輩からのひと言で顔が真っ青に。
「課長、ちょっと怒ってたぞ」
財布も定期も失くし、駅のベンチで朝を迎える
さらに追い打ちをかけるように、帰り道で財布と定期を紛失。
タクシー代も払えず、見知らぬ駅のベンチで一夜を過ごしました。
そして二日酔いのまま、ギリギリで出社。
頭は回らず、仕事のパフォーマンスは最悪。
「昨日、何やってたんだろう…」という後悔しか残りませんでした。
教訓
飲み会は“仕事の延長”。酒量と発言には責任を持つべき。
今では、飲みすぎないようセルフコントロールし、
場の空気を読みながら会話にも気を配るようにしています。
お酒の力で距離が縮まることもある。
でも、信用を失うのは一瞬。
若手だからこそ、飲みの場こそ慎重に──。
それが、あの日の夜に僕が学んだ最大の教訓です。
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